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さまよう刃 東野圭吾

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『正義とは何か?』
遺族による復讐を描いた社会派サスペンス

と本の帯にありました。

娘を拉致・凌辱されて殺された”長峰”の言葉です。

「警察にというより、現在の司法制度に、といったほうがいいかな。警察はいずれ、娘を襲った男を逮捕するでしょう。でも。その男に与えられる罰は、驚くほど軽いものになるでしょう。もしかしたら罰と呼べるものですらないかもしれない。構成とか社会復帰とかを目的としたものですからね。そこに被害者の無念は反映されていない。」

「私も以前はあなたと同じ考えでした。だけどこうなって初めて思い知ったんです。法律は人間の弱さを理解していない、と」


被害者と加害者、どちらを守るべきかは、はっきりとしているはずなのに…。
改めて考えさせられました。
でも、東野さんの作品だったので、最後になにか仕掛けがあると考えていたのに、期待していただけに、少し意外でしたね。


出版社 / 著者からの内容紹介
自分の子供が殺されたら、あなたは復讐しますか?
長峰重樹の娘、絵摩の死体が荒川の下流で発見される。犯人を告げる一本の密告電話が長峰の元に入った。それを聞いた長峰は半信半疑のまま、娘の復讐に動き出す――。遺族の復讐と少年犯罪をテーマにした問題作。

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by 1961ns | 2008-07-27 10:36 | お気に入りの本